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村岡道明

経歴紹介
【学歴】
慶應義塾大学 工学部 電気工学科 卒業
大阪大学大学院 基礎工学研究科 後期博士課程 修了 博士(工学)

【職歴】
研究内容としては、一貫して情報・通信分野のシステムやシステムLSIの設計自動化技術(CAD、EDA)やデータベース技術の研究開発に従事。
(1) '74~'88 沖電気工業にて、通信、コンピュータ分野のシステムおよびLSIの設計自動化技術の研究開発を担当。
(2) '88~2000 松下電器産業にて、LSI(大規模集積回路)の設計自動化技術の研究開発を担当。
(3) '00~'04 半導体理工学研究センター(STARC:半導体業界の共同開発団体)にて、通産省/NEDO委託の国家プロジェクト(*)の研究開発を担当。
(*):システムオンチップ先端設計技術の研究開発(VCDSプロジェクト)
(4) '04~'06 半導体産業研究所(SIRIJ:半導体業界のシンクタンク)にて、システムLSIの将来方向についての調査研究を担当。
(5) '08年8月 高知大学教授 高知大学教授 理学部(情報科学コース)


【研究歴】
(1).通信、コンピュータ、半導体のEDA技術(*)の研究開発
(*) EDA: Electronic Design Automation
 電子交換システム、コンピュータ、半導体の設計用の
   ・ 「論理シミュレータ」、「タイミング解析システム」、
     「シリコンコンパイラ」、「故障シミュレータ」、「テスト容易化」 、
     「HDLシミュレータ」、「論理合成」、「RTL設計用GUI」、
     「RTL対話型シミュレーション」、「RTLでのチップ性能推定」、
     などの研究開発
   ・電子機器システムや半導体の設計用データベースの研究開発

(2).IPハイウエイシステムの開発 (IPA事業)
   ・半導体IP(**)の流通システムの研究開発
   ・半導体設計用の分散データベースシステムの研究開発
(**)半導体IP: モジュール化された再利用可能な設計資産のこと

(3).2010年に向けたSoC設計技術の研究開発(通産省 / NEDOの委託研究)
テーマ名:システムオンチップ先端設計技術の研究開発(VCDSプロジェクト)
STARC(半導体理工学研究センター)‐大手半導体企業11社の共同開発組織‐にて実施。
  研究テーマ内容
SoCに関するシステムレベルDA技術(設計自動化技術)の研究開発
  ・「システム仕様のモデリング」(システム記述言語による仕様記述方法)
  ・「SoCのアーキテクチャ合成」
  ・「ハードウエア/ソフトウエア協調シミュレーションの高速化技術」
-> ベンチャ企業に技術ライセンス 「インターデザイン社」 
  ・「RTLでのテスト容易化設計」 
-> ベンチャ企業に技術ライセンス 「システムJD社」
  ・「SoC用(システムレベル設計用)のIPデータベースの開発」

(4).高知大学における研究テーマ
・システムLSI設計技術
 ―システムレベル設計技術
 ―クロストーク解析技術
・データベース利用技術
 ―医療データ解析